虫の知らせの霊的見解
古来、悪いことを予感すると「虫が知らせる」という言い方をしてきました。
この「虫が知らせる」ということを、霊的な視点から見てみると、
「虫の知らせというのは、人の安全を願う霊魂から伝えられる個人的な助言である。
これはまた直感、本能の声と言えるかもしれぬ。
と言うのは、霊は肉体をまとって生まれる前に、自分の新しい人生の概要を知る。
すなわち、自分がこれから経験することになる試練の種類などを知る。
それが際立った性格をもっているとき、内心にその印象を刻み付ける。
この印象である本能の声は、その危機が近づいた時、鮮明となり、虫の知らせとなる。」
霊界通信では世界最大のベストセラーと言われる「霊の書〈上〉―大いなる世界に」より。