約3,000年前に地上を去り、霊界の中でも高級界に住むシルバーバーチが、自らの経験をもとに霊界での生活や人間の本質、この世で生きていく目的などを、交霊会を通して語った霊訓の中で、この100年ほどの地上の変化について以下のような見解を述べています。

人類は物質的な面で大きく飛躍しました。

大自然の仕組みについて多くの発見をしました。

山頂を制服し、海底を探査するようになりました。

大陸と大洋を横断するようになりました。

物質的な面では非常に高度なものを成就しました。

驚異的な発達ぶりであったと言えましょう。

しかし、同じ発達が精神面と霊的な面に見られないのです。

人類は物質と精神と魂のうちの物質面だけが異常に成長してしまいました。

他の二つの側面がそれについて行っていないのです。

それが利己主義という、地上でもっとも厄介な罪を生むことになったのです。

さて、こうした事実から学ばねばならない事実があります。

それは、物質面での発達を、全面的ではなくてもいいから、霊的ならびに精神的側面にもある程度反映するようにならない限り、人類は自らの存在の産物、自らの創造の成果を平和的生活の中で味わえるようにはならないということです。

そうならない限り、地上には混沌と無秩序と不協和音が絶えないということです。

善いことをしようという意欲を喚起させ、協調と奉仕の仕事へ鼓舞するのは精神と霊の発達なのです。

精神と霊の発達は利己主義を滅ぼし、代わって霊的教訓をもたらします。

精神と霊に宿された才能を開発し、その上で物質的文明の産物を自分一人のためでなく他のすべての人たちのために活用するようになれば、いわゆる地上天国が実現されます。

地上世界のすべての人間が、自分より不幸な人のために役立てる何らかの才能を具えているのです。

(引用;シルバーバーチの霊訓(7)より)