死後の世界のコミュニケーション
今から約3,000年前に地上を去った霊界からの使者シルバーバーチは、死後の世界のコミュニケーションについて次のように説明しています。
こちらへお出でになれば、もはや肉体はありません。
肉体そっくりの身体はありますが、言葉は話しません。
言語というのはいたってお粗末な思念の代用品でして、地上に近い下層界を除けば、そういうお粗末な媒体を用いなくても、以心伝心のすばらしい交信方法があります。
思念は言語を超えたものです。
同じように、食べることも飲むこともいたしません。
そうやって養わねばならない物的身体が無いからです。
身体を大きくする必要がありませんから、タンパク質などは必要ではありません。
霊的身体がありますが、その養分は置かれた環境から摂取します。
永遠の太陽ともいうべき光源があり、暗闇がありませんから、寝るということもしません。
霊的性質が何一つ隠せないという意味において、みんな霊的に素っ裸ということになります。
あるがままの姿が知られ、見せかけも代用もカムフラージュもできません。
あなたの交信レベルは霊的に同じレベルの者との間でしかできません。
自分より上のレベルの者とはできません。
そのレベルまで霊的に成長するまでは、そのレベルのものが受け入れられないからです。
自分より下のレベルまで下りることはできます。
自分の方が霊的にすぐれているからです。
いずれにしても交信は直接的に行われます。
あなたが心に抱いたことがそのまま相手に知られ、相手の考えることがそのままあなたに知れます。
(引用;シルバーバーチの霊訓(8)より)
地上での生活のように、思っていることと違うことを言ったり、嘘やごまかしは通用しないということです。
腹黒いことを考えていたり、汚れた心の持ち主はそれがすぐに露見してしまいます。
ですから、この地上で少しでも魂の浄化、心の浄化をしておくことが必要なのです。
でなければ、もう一度地上での生活をやり直す(再生)ことになります。