3,000年以上前に地上を去ったシルバーバーチという高級霊がイギリスの霊媒の口を借りて語る交霊会に、8歳の少女と6歳の少年が参加した時に、シルバーバーチは次のようなアドバイスを伝えています。

お二人のこれからの人生が日向(ひなた)ばかりだとは申し上げられません。

曇りの日もあることでしょう。

時には雨に打たれることもあるでしょう。

困難なことがあるでしょう。

試練に出会うこともあるでしょう。

人生は一本調子のものではありません。

色彩もあり変化もあります。

障害に出会うことでしょう。

何もかもうまくいく楽しい日々もあれば、すべてが絶望的に思える暗い日々もあることでしょう。

そうした様々な体験の中でこそ性格が培(つちか)われるのです。

人生を形作っている様々な体験の中で培われるのです。

もしも人生が初めから終わりまで楽にいったら、もしも乗り切るべき困難もなく耐え忍ぶべき試練もなく、克服すべき障害もないとしたら、そこには何の進歩も得られないことになります。

レースは競い合うからこそ価値があるのです。

賞は楽にはもらえず一生懸命頑張ったあとに、いただくから価値があるのです。

そういう価値ある人間になるように努力なさい。

この世に克服できない悩みはありません。

ですから、悩んではいけないのです。

征服できない困難はないのです。

力の及ばないほど大きな出来事は何一つ起きないのです。

一つ一つの経験から教訓を学ぶことです。

難しいと思ったときは、怯(ひる)まず自分にむち打つのです。

そうすればそれだけ前より強い人間となります。

自分が霊であること、それが肉体を通して表現しているのだということ、そして自分という永遠の霊に傷を負わせたり害を及ぼしたりするものは決して生じないということを忘れないことです。

世間でいう”成功者”になるかならないかは、どうでもよいことです。

この世的な成功によって手に入れたものは、そのうちあっさりと価値を失ってしまいます。

大切なのは自分の霊性の最高の物に対して誠実であること、自分でこれこそ真実であると信じるものに目をつぶることなく、ほんとうの自分に忠実であること、良心の命令に素直に従えることです。

それさえできれば、世間がどう見ようと、自分は自分としての最善を尽くしたのだという信念が沸いてきます。

そして、いよいよ地上生活に別れを告げる時が来たとき、死後に待ち受ける生活への備えが十分にできているという自信をもって、平然として死を迎えることができます。

これが私からのアドバイスです。

(引用;シルバーバーチの霊訓(7)より)