神に仕える者と自認する聖職者たちも、今では神について、神の働きについて、あるいはこの巨大な宇宙を支配している大自然の摂理について何も知りません。

しかも、霊界からの働きかけに抵抗し反抗しようとするのですから、愚かとしか言いようがないのです。

こうした聖職者たちは何世紀も昔の霊の働きかけの物語は信じながら、同じ霊が今日でも顕現できるということを信じようとしないのは、いったいなぜなのでしょう。

彼らが説いていることは実はイエスとは何の関係もないことばかりです。

その点あなた方は他の世界各地の方と同様、イエスみずから言ったとおりにイエス以上の仕事をすることが出来る、恵まれた方たちなのですが、そうしうあなた方は、彼らからすれば邪教の徒なのです。

キリストの名にちなんでできたキリスト教が相も変わらずキリストそのものを裏切り続けている事態をみて、キリストご自身がどれほど悲しい思いをされているか、一度その人たちに見ていただきたい気持ちです。

霊力は一つの計画のもとに働きます。

幾世紀にもわたってその時代の宗教を通して顕現しようとして来ました。

それを受け入れる霊能者や霊媒は必ずどこかにおりました。

その人たちが行ったことを無知な人は”奇跡”だと思いましたが、それこそが霊的法則の生々しい顕現のしるしだったのです。

それは今日有能な霊媒による交霊会で見る現象や治療家による奇跡的な治療と同じで、人間を通して霊力が働いたその結果なのです。

不変・不滅の大霊から出る同じ霊力なのです。

簡単なことなのです。

そうした霊力の激発のたびに、既得権力の座にある教会関係者すなわち教義作成者、神学者、学識者が集まって詭弁を弄しました。

そして神からのインスピレーションを自分たちがこしらえた決まり文句と置き換えました。

しかし、いかに頭の良い人がこしらえたものでも、所詮は人間の頭脳から出たものにすぎませんから、それはいつかは力を失う運命にありました。

霊が生命を与えるのです。

神学は本質そのものが不毛です。

測り知れない努力の繰り返しの末に、霊界の上層部において、もはや地上への流入は既成の宗教界を通じては無理との判断のもとに、宗教界とは無縁の者を通じて行うとの決断が下されました。

そして、ここにお出での皆さんのように何の宗教的肩書きも持ち合わせていない普通の人々が霊力の受け皿として養成され、各自がイエスと同じように霊の威力を実際に見せ、また同じような現象を演出してみせることになったのです。

(引用:シルバーバーチの霊訓(9)より)

今から3,000年以上前に地上を去った霊界からの使者シルバーバーチが、イギリスの交霊会において述べた見解ですが、果たして日本においてはどうなのでしょうか。気になるところです。