私たちの魂が真に目覚めて、この世に生まれてきた理由、この世での使命、自分たちの本当の存在が霊であることを知るには、困難や逆境に遭遇しなければなりません。

太陽が光り輝いている時やバラ色の人生の中では、このようなことを学びたい、知りたいという欲求は起こらないものです。

危機や困難、障害、妨害に遭遇して打ちのめされてこそ、はじめて魂は目覚めるきっかけを得るのです。

そして、そこにこそ私たちが地上に生を受けた意味があるのです。

私たちが地上に生を受けた目的は、魂が真に目覚めることにあります。

そして、私たちは本来霊的な存在であり、その霊が肉体に宿り修行していることを知るのです。

私たちの真の姿は霊であることを認識し、肉体は地上において修行するための道具であることを認識するのです。

例えば、私たちが剣道の練習をする時に、面や胴、こてなどの重い道具を身につけますが、このことにより本来の動きができなくなります。

同じように、私たちは肉体をまとうことにより、霊本来の動きが取れなくなっています。

そのような環境の中で、いろいろなことを学ぶのです。

そして、この世に生まれてきた使命は、少しでも人のためになること、人の役に立つことをして世の中に貢献することを学ぶのです。

自分のためになることをするよりも、人のためになることをするほうがはるかに心は満たされることを学びます。

この精神的な充足感こそ、私たちの真の姿である霊の喜びなのです。

これが魂の目覚めです。

(参照:シルバーバーチの霊訓(10)