私が今の自宅を手に入れた時の体験をお話しします。

ちょうど、今から5~6年ほど前のことです。

当時、私は東京の足立区のマンションに住んでいました。

子どもが文京区の小学校に通っていたのですが、毎朝私より早く、7時前には家を出ていく姿をみていたので通学が楽になるように文京区内に転居しようと決心しました。

実は、子どもが小学校に入学した時にも、文京区に転居することを考え、家を探したことがあったのですが、予算内で収まる一軒家は敷地20坪に満たない3階建ての家ばかりで、結局決断できずにそのままになっていました。

文京区に転居しようと決心した当時、私はナポレオン・ヒルやジョセフ・マーフィーの成功哲学の本を読んでいましたので、思考の現実化、引き寄せの法則などの知識を試しに活用してみようと思いました。

思考を現実化させ、引き寄せの法則を活用するには、望むものを強く心にイメージして、望みが現実になったと思えるほど鮮明にイメージできた時に、成就すると本には書かれていました。

私はまず文京区の子どもの学校に徒歩で通える範囲の家に住むイメージを鮮明に心に描くことができるように、不動産会社の物件情報を探して、文京区の住みたい家を見つけて、その物件の画像を何度も見て心に植えつけました。

そして、毎日、会社の行き帰りに、その物件に住んでいることを鮮明にイメージするようにしました。

同時に、その物件はかなり高額で会社員の私にはとても手が出ない値段でしたので、宝くじの一等に当選することもイメージするようにし、実際に宝くじを毎回購入しました。

このようなことを3か月くらい続けていましたが、元手となる宝くじに当選しないことから、家の購入はなかば諦めていました。

ちょうどその頃に、以前文京区の家探しでお世話になった不動産屋さんから電話があり、掘り出し物件があるから、見に来ないかという連絡をいただきました。

どんな物件か聞いてみると、後楽園駅から徒歩3分で敷地が約150㎡、金額は5,000万円程度とのことでした。

はじめは条件が良すぎるので何かいわくつきの物件か、見学に行ったら売約済みと言われて他の物件を紹介されるのではないかと思い、お誘いを断っていました。

しかし、その後も熱心に連絡をくれるので、試しに物件を見るだけでも見てみようと思い、不動産屋さんと約束をしました。

最初は半信半疑でしたが、確かに後楽園駅から徒歩3分の住宅街の奥まったところに、庭付きの一軒屋がありました。

何かいわくがあるのではないかと思い、不動産屋さんに経緯を聞いてみると、ここに独りで住んでいた方が老人ホームに入居することになり売りに出されたとのことでした。

築年数が経っていたこともあって、家の中も庭もかなり荒れ果てていましたが、家はリフォームし庭も草木は伐採して砂利敷きにして引き渡すということでした。

家をリフォームしてどのように変わるかはあまり想像できませんでしたが、何よりも駅から徒歩3分という立地の良さと、子どもの学校まで1駅という利便性が良かったので、その日に購入を決断しました。

物件を見学した夜に不動産屋さんに連絡を入れて購入の申し込みをしましたが、既に別の人からも購入の打診があったとのことで、先に契約書にサインをしたほうに売却するということだったので、翌日に契約書にサインしました。

結局、私が当初不動産の物件情報を元にイメージしていた物件とは異なる物件になりましたが、その物件よりも駅からの近さなどの利便性は優り、何よりも値段が私の収入でもローンを組めば購入できるという現実的な物件を引き寄せることができたのです。

このことから、私は強く確信しました。

思考は現実化する、引き寄せの法則は実在するということを。

強く心に思い、それがありありと鮮明にイメージできるようになれば、それは必ず現実化するのです。

幸運の女神には後ろ髪がないということを。

チャンスが訪れた時に、躊躇することなくそのチャンスを捕らえなければ、そのチャンスはあっという間に逃げて行ってしまうということです。