『致知』という人間学を学ぶ雑誌の2017年1月号に掲載されている会宝産業会長の近藤典彦氏のインタビュ―記事が、より善く生きるためのヒントになると思うので抜粋します。

近藤さんが大切にされている信条は何ですかという質問に答えて次のように述べています。

一言で言うと「利他」ですね。

人のために何ができるか。

人のためにやったことを自分の喜びとする。

これがものすごく大事だと思います。

みんなが利他に目覚めて、利他に生きたら、世界はいっぺんに平和になりますよ。

私の考えるリーダーの条件って「寛容と忍耐」なんですけど、自分の都合だけ考えている人は忍耐力がない。

人のために何かをやろうとした時に、忍耐力はついてくるんです。

そして、その忍耐力を持つことによって、寛容さも自然と養われる。

自分のわがままを押し通したほうが楽に決まっています。

だけど、楽なところに本当の楽しみはないと思っていて、やっぱり人のために苦しいことや難しいことにチャレンジすることで、魂は磨かれていくのではないでしょうか。

大澤先生(浄土真宗真実派専修寺住職)はよく「宇宙には動反動の法則がある」と言われました。

壁に向かってボールを投げたらその力で戻ってくる。

だから、自分たちのやったことは必ず自分に返ってくると。

因果応報ですね。

また、「人間はこの宇宙、大自然の無限の生命体の1つであり、魂を磨くために生まれてきた」という言葉も残しています。

これらの教えを受けて、私はこう思うんですね。

人間は母なる地球、大自然の中に生かされている。

にもかかわらず、その地球環境を汚して、自分たちが今幸せならいいという思いでいると、絶対にしっぺ返しが来る。

お金を儲けることは悪いことじゃないけれど、地球環境が破壊されたらお金は何の役にも立ちません。

だからこそ、未来をよくするための原因を今つくればいい。