北川八郎さんは「繁栄の法則」の中で、こんなことを述べています。

貧しい若い時の習慣(貧困意識)のままいつも「少しケチる」ことを選んでいると、その方向に人生が傾いていき、貧しさから脱出できなくなります。

そうなると日常の振る舞いも貧になって運が逃げてしまうのです。

将来、余裕のある生活を目指すのなら、自分が富む者の資格があることを自覚して、「ケチらず、ごまかさず生きること」を身につけなければなりません。

これを富者意識といいます。

節約を実行しながら「リッチに生きる精神」を身につけてください。

自分は運に恵まれているし、運を味方につけていると毎日感謝して、お祝いや弔いには10%多くあげる習慣をつけます。

ただ、見栄を張ることと「リッチ」は違います。

自分を高めるセミナーや音楽会や、お付き合いや読書にお金を使いましょう。

ためになる、気持ちが清々しくなる催しやコンサート、芸術文化に身を置くようにしていくと不思議と運が良くなり生活が向上していきます。

時にはキチンとした服装をしましょう。

時にはグリーン車を利用しましょう。

いいものはいいと心から知っておくのです。

身も心も富んだものになるチャンスが増えるからです。

ただし、おごったり、威張ったり、人を見下してはいけません。

それは「貧困意識」に属する行為だからです。

いつもケチを選ぶと「心の力」が、あなたが「貧であることを望んでいる」として金銭的にも、精神的にも貧者へのチャンスを増やしていきます。

例えば、貧困意識にある時に、投資などをすると儲けたい一心のために微妙にズレていき、どんどん資金が減っていくことを体験するでしょう。

富者意識にある時は、微妙にタイミングが合いはじめ、知らず知らずのうちに富者への道を歩む事になるのです。

「節約」と「もの惜しみ」とは違います。

金目の物や派手な物で身を飾るのは、ただの浪費です。

品のない生き方となります。

心が貧しい時、私たちは収入をすぐに物に変えて身辺を物で埋めて安心を得ようとします。

リッチな人は収入を、精神を高めたり時間をゆっくり過ごすために使います。

この一度きりの人生は何をやったかではなく、どう人々に「喜びをもたらし」「楽しんだか」です。

いつも慌ただしく時を過ごしていませんか。

逆に「常時のぜいたく」は品がなくみせかけで終わります。

身体も心も驕(おご)りに入って周りを見下し、体は肥満に入っていきます。

富者は富をおごらず時間を守り、日ごろは質素でやたらとお金を増やそうと騒いだり、無駄な投資はしていません。

節約して生きている間はお金が絶えることなく入り、自分の周りでお金が静かに周り始めることを体験してください。

(参照:繁栄の法則 その二

この話は、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」やジョセフ・マーフィーの「眠りながら成功する」などの成功哲学に通じるものです。

ナポレオン・ヒルもジョセフマーフィーも自分が強く思ったことは現実化すると言います。

善きことを思考すれば、善きことが現実化し、善くないことを思考すれば善くないことが現実化するのです。

富者の意識を持ち続ければ富者になり、貧困意識を持ち続ければ貧者になってしまいます。

「2度あることは3度ある」という言葉があります。

悪い事が続くとまた悪いことが起きるのではないかと心配するその心が、悪いことを引き寄せてしまうのです。

人生をより善く生きていくうえで、心の在り方はとても大切です。