引き続き、『致知』2017年3月の「逆境を乗り越えた先に見えたもの」というテーマの対談の中で、京谷和幸さんが話されている内容を引用します。

私は何かに挑戦していく中でしか、逆境っていうのは訪れないと思っているんです。

だから、目標にチャレンジしてそれを達成するためには、むしろ逆境は必要なものであって、私はこれは逆境だと意識したことはないんです。

挑戦する限りは逆境が当たり前だと思ってきた。

ただ、逆境に直面して失敗する、挫折するとかは誰の人生にも絶対つきものです。

それを乗り越えて成長するためには、逆境とどう向き合うかが大切になってくるのだと思います。

1つの失敗でも、すぐ諦めてしまうのではなくて「なぜうまくいかなかったんだろう」と考えれば、必ず「ああ、そうか」と答えはでてきます。

その答えをもとに、さらに挑戦していく。

うまくいかなかったら、またその失敗に向き合って「次はどうすればいいか」と考えていく。

そのように失敗や挫折と向き合い続けられる人が、本当に成長していける人だと私は思うんです。

それを私は身をもって体験してきたし、サッカーをやっていた時に比べると、事故後の自分は人に対する思いとか感謝の気持ちだったりを、より強く感じられるようになりました。

逆境こそが人を磨き成長させるのだということを改めて学ばせていただきました。

まさに、『致知』2017年3月号のテーマである「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉(たま)にす」です。