死後の世界での生活
死後の世界(霊界)での生活とはどんなものなのかを、約3,000年前に地上を去った霊界からの使者シルバーバーチは次のように語っています。
霊界には、昼も夜もなく永遠の光が存在します。
したがって、地上のような時間というものがありません。
霊界に来てからも仕事があります。
しかし、それは自分がやりたいと思う仕事であって、お金を稼ぐためとか家賃を払うためとか衣服や食料を買うためにするのではありません。
地上で発揮されることのなかった能力や才能や技能をもつ人が次々と霊界へやってまります。
そういう人たちはこちらでそれを存分に発揮して、霊界の住民として全体の豊かさの向上に寄与することができます。
みんな自分がしたいと思うことに携わっております。
霊界には無限の種類の楽しみがあります。
音楽が好きであれば地上と霊界の名曲を鑑賞することができます。
コンサートも開かれております。
文学が趣味の人は地上と霊界の名作を読むことができます。
絵画に興味のある人も地上と霊界の傑作のすべてを鑑賞することができます。
子供が好きな人は両親に先立ってこちらへ来た子供の世話をすることができます。
魂に病のある者に関心を寄せる人は、そうした霊のための更生施設で看護し介抱して霊的健康を取り戻させる仕事に携わります。
それぞれに応じた無限の種類の仕事があります。
その上に更に私のように地上世界のための仕事に従事する者もいます。
とにかく地上を去って霊界へお出でになれば、言葉では言い尽くせないほどの豊かさが待ち受けております。
たとえば音楽であれば、地上にない音階が存在します。
絵画であれば、地上に存在しない色彩があります。
そのすべてをお話しすることはとても不可能です。
(引用:シルバーバーチの霊訓(10)より)
死後の世界は地上に比べて暗くじめじめした世界をイメージしがちですが、そんなことはなく地上よりもはるかに明るく、豊かさに満ちた世界のようです。