『致知』という雑誌の「生涯現役」というコーナーで、90歳になる写真家の富岡畦草(けいそう)さんが生きる力について次のように語っています。

僕は地元で生涯学習の講師を45年間務めてくる中で、いつも皆さんにお伝えてしているのが、人生は目標を持たなければダメだということです。

これだけは命を懸けてでもやり通すという目標

それが生きる力になる。

僕には記録写真を撮るという目標があった。

僕の生きる力を支えているのは、それだと思いますよ。

ことさら健康のことを意識していなくても、常に自分の目標が日々の生活の支えになっているから、自ずと暴飲暴食なんかしません。

それと僕は70歳になった時に、野生動物を見習って生きると宣言したているんですよ。

野生動物はどんなに家族がいても、それぞれの責任において生きているでしょう。

それなのに、人間だけが他に依存している。

僕はそれがおかしいのではないかと思って、野生動物を見習って生きると宣言しました。

以来、健康診断は1回も受けていないし、保険証も使ったことがない。

それにこうすることで国の抱える医療費の軽減に少しでも役立つという思いもありました。

もう一つ、僕がよく言ってきたのが、人生に忠実であれ、です。

自分の気持ちのままに生きる。

自分に嘘をつかない

人生、自分に正直に生きる

これが大事だと思います。

(引用:『致知』2017年3月号「生涯現役」より)

自分に正直に生きるとは、自分が本来持っている本心、良心に背かずに生きるということだと思います。

簡単なようで実践するのは難しいことです。