車買取専業ビジネスの「ガリバーインターナショナル」(現IDOM)創業者の羽鳥兼市さんが、『致知』2016年11月号の「私の座右銘」として「他人がどう思うかではない  自分がどう生きたかだ」という言葉を紹介しています。

羽鳥さんは、これまで苦しいことに数多く直面してきましたが、そのような時にこの言葉が心の支えとなったそうです。

この言葉には、30歳頃に母親と偶然立ち寄った寺院で出会ったそうです。

蝉(せみ)は成虫になると1週間ほどしか生きることができませんが、人の生涯も宇宙の時間の概念から考えれば、蝉の生涯と変わらない一瞬の時にすぎません。

だからこそ、他人にどう思われようと関係ない、人様に迷惑をかけないことであれば情熱をもってやりたいことをとことんやり抜き、後悔しない生き方をしたい。

そして、そのためには、人をだましたりせず、誰に対してもやましいところなく正々堂々と生きる”王道”を歩み続けることが最も大切だと述べています。

羽鳥さんは、平成17年(65歳)に北米大陸4,300k㎡を4か月かけて走破し、平成23年(71歳)にはパリから北京を経由して東京までの13,452kmを1年1か月かけて、自らの足で1度も車に乗らずに走破しました。

何歳になっても挑戦し続けることの尊さを伝えたい。若い人たちには大きな夢を持つと同時に、一歩一歩を確実に踏みしめていくマラソンのように今やるべきことに専念していく、あきらめない大切さを伝えたいとの思いからだそうです。

不可能に思えることに挑戦するからこそ、人は成長できる。年齢や環境は関係ない。

他人がどう思うかではない。自分がどう生きたかだ。」

羽鳥さんの人生そのものを表している言葉だと思います。

人はとかく他人の目を気にして、自分のやりたいことができなかったりしますが、天から授かった人生を他人の目を気にして生きていてはもったいないです。

他人や世間に迷惑をかけなければ、自分の思った通りの人生を歩んでいけばいいのです。