これと決めた道を一所懸命進むこと
ある学生が、大学進学を控え文科系に行くか理科系に行くか迷い恩師に相談した時に、恩師が答えた言葉です。
「君はどの学部を選ぶかが人生最大の岐路で、もし間違った選択をすれば、大変なことになると思っているだろう。
しかし、これからの人生でどの道を選ぶかという決断の場面は数えきれないほどやってくる。
その度に迷うだろうが、実はどちらの道でもいいのだ。
むしろ大事なことは、これと決めた道を一所懸命進むことなんだ。」
「君ね、世の中には、綺麗だな、可愛いなと思う女の人がいっぱいいるだろう。
だから、あの人がいい、この人が素敵だと散々思っていいんだよ。
でも、最後は、嫁さんにしようと決めた人を、一生かわいがっておったら間違いないぜ。」
(引用;『致知』2016年12月号より)